【平山橋】神奈川県愛甲郡愛川町田代 終戦間際に受けた機銃掃射の弾痕が今も残る戦争遺構 長閑な川に架かる歩行者用三連トラス橋

[名称] 平山橋(ひらやまばし)
[場所] 神奈川県愛甲郡愛川町田代201
[形式] 3連曲弦プラットトラス橋
[全長] 112.71m
[最大支間長] 34.56m
[幅] 4.5m
[高さ]
[着工・竣工] 1926年(大正15年)完成
[概要] 1913年(大正2年)に左岸1連のみ鋼製として作られ、他の部分は木製の橋だった。1926年(大正15年)に現在の3連鋼製トラス橋が完成した。

1945年(昭和20年)7月10日、アメリカ軍による空からの機銃掃射を受け、橋上や周辺で死傷者が出て、橋の欄干等に弾痕が今も残っている。

大正期製造のリベット構造の鋼橋は、現在少なくなって希少価値があり、国登録文化財となった。また、土木学会の「日本の近代土木遺産」にも選出された。