【生地中橋】富山県黒部市生地四十物町 黒部漁港入口に架かる 世界でも希少な片持ち旋回式可動橋

[名称] 生地中橋(いくじなかばし)
[場所] 富山県黒部市生地四十物町
[形式] 可動橋
[全長] 38.4m
[最大支間長]
[幅] 7m
[高さ]
[着工・竣工] 1980~1980年建設
[概要] 黒部漁港に架かる、世界でも希少な片持ち旋回式可動橋。

2006年、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選に選定。

普段は、車や歩行者が通行しているが、漁船が通るとき、橋の前後の遮断機が降りて、車や歩行者が止まり、橋が片持ちで回転する。これらの操作は、橋の横にある管理棟で、昼夜を問わず年間5,000回以上も行われている。

橋は、建設当時の橋梁技術と機械工学技術を結集し、昭和57年3月に完成した。橋の旋回構造は油圧シリンダー2本で307トンの橋体を軽々と持ち上げ、2本の旋回シリンダーで78度回転する。

漁業活動と人々の暮らしがクロスオーバーする瞬間、仲良く暮らす人々の暖かさが伝わってくる。

出典 生地中橋(いくじなかばし)

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